【NMNサプリが人気！？サプリに含まれる医薬品成分はアウト？】2020年12月17日～19日のサプリメントに関するニュース

魅惑の成分のサプリとして一躍有名になった「NMNサプリ」が新たに発売されるそうです。

驚くべきはその価格です。株式会社FLOW薬品の製品「For Lohas NMN premium」が税込￥59,400となっています。それだけ希少な成分で人気も高いものということです。

ニコチンアミド・モノヌクレチドという成分なのですが、調べると分かりますが確かに良さそうなことは書いてあるのですが、何か体に問題が生じた人に対して使用するといいということなら医薬品として承認されたものを使えばいいのですが、サプリメントとしてこれを日常的に摂取することがいいのかどうかというのが疑問に思わなくもありません。

サプリというのは食品であり日常食品を補助する食品という位置づけです。つまり、日常の食品と同じ程度の価格であることが条件の１つだと考えられます。

特別な会社の経営者やよほどの富裕層でないかぎりはこれを日常の食事と同じ感覚で摂取できる値段ではないと思います。

人参が体にいいからと言って茹でた人参を食べても何の効果もないけどどうしたの？

なんて思う人は少ないと思います。

しょせんは食事と同じ価格帯の食材ですのでとくに効果を期待しません。それがサプリメントというものです。

好奇心は人にとって大事なものですので試してみたい方は試されると良いと思います。

米アマゾンとebayのサプリから医薬品成分を含むサプリが46製品販売されていることが米食品医薬品局（FDA）によって分かりました。

これは日本でもキャンドルブッシュのような下剤にも使われる医薬品の成分を十分に多く含んだお茶が発売されていて問題となっていました。

医薬品にもなる成分がしっかり入っているのになぜ問題なの？

という疑問が生じると思いますが、サプリメントというのは食品ですので医薬品に含まれる成分は使用してはいけないということなのだと思います。

このあたりは薬事法という決まりがあって厳しく制限されています。

医薬品は薬にも毒にもなるものですので食品に入っているのはまずいということです。

ただ、逆にサプリなのに有りもしない効果を謳って販売することは薬事法や景表法で禁止されています。

また、あるかもしれない効果を表記しているサプリを売ることも薬事法によって制限を受けます。

これは今度は効果があるというなら、サプリじゃなくて医薬品だとみなすのでそれを承認を受けずに売ったら未承認薬の販売という扱いになるのだそうです。

サプリメントでもそうです。

違法な薬も厚労省に承認なんか受けませんのでそれらのものと同じような扱いをされてしまうのでしょう。

最近のアメリカはこういうのはゆるそうなイメージですがこれからは徹底していくのでしょう。

そういう流れが日本にもやってきて影響を与えるかもしれません。

ただ、現状問題になりそうなものはキャンドルブッシュが大量に入ったお茶というものが規制を受けたというもので日本ではすでにしっかりとやっているものですのでほとんどのサプリには関係ないことでしょう。