【サクラ、やらせは適切に！？アルバイトは罪？】嘘の口コミの見分け方は？

嘘の口コミとは？

「嘘の口コミ」というのは自然に書き込まれるはずの口コミが意図的に操作されているもので、ここでは「自然な口コミ」ではないものを取り上げて見分ける方法を考えていきたいと思います。

「サクラ」や「やらせ」の口コミに潜む「嘘」をどうやって見分ければいいのでしょうか？

簡単に考えていきたいと思います。

法律的に違法じゃないの？罪なの？

口コミの問題については、主に景品表示法によってルールが決められているのですが、「行き過ぎたありもしない効果を表現する口コミ」は厳しく規制されていますが、それ以上の細かいことについては定められていません。

また、架空の口コミを書いて商品をPRして売るということは罪になるかもしれません。

しかし、アルバイトで依頼されたサクラややらせの口コミであっても、一人一人の言葉について厳しい規制をすることは不可能なので決められないのだと思います。

また、「不自然な口コミ」にはいろいろなタイプがあり、厳密にどこまでOKとするのかを定めることは難しいのでしょう。

• 報酬を得て実際に商品を使用した感想を書いた場合
• 報酬を得て実際に商品を使用せずに依頼された感想を書いた場合
• 報酬を得ずに依頼されて商品を自分が使用した感想を書いた場合
• 報酬を得ずに依頼された感想を書いた場合
• 報酬を得ずに依頼されずに架空の口コミを書いた場合
• 報酬を得ずに依頼されずに実際の口コミを分かりやすくまとめた場合

どこまでがよくてどれが駄目ということを決めてそれをネットにある数え切れないほどたくさんの口コミレビューというものをチェックするのは到底無理な話です。

そもそも、いわゆる「口コミ」というものが、レビュー、感想、★、使用レポート、検証、分析、まとめ、ブログ？

どれを指すものかが曖昧で分かりません。

ほとんどの場合は表現の自由がありますので誰かが書いた文章にとやかく言うことはできないでしょう。

また、依頼してレビューを書いてもらうというのでも、「買った後にレビューを書いたらおまけがもらえる」程度のものだったらどうでしょう？

違法でも罪でもないような気がします。

嘘の口コミによる効果

嘘の口コミを見分ける方法

嘘の口コミの事例を見てみましょう

以上のような嘘の口コミをたった今、考えて書いてみました。

つまり、全部、嘘の口コミです。

でも、嘘だと分かりますでしょうか？

実際にあり得ることが書いてあります。

お金をもらって依頼されてこのようなことを書いても、全く気が付かないことでしょう。

これが嘘の口コミを見分けるのが難しい理由です。

じゃあ、気にしなければいいんじゃない？

という気もしますが、こういった口コミが数多く載っていると、見た人は「その商品のイメージ」を頭に思い描いてしまいます。

すごくいいブランドアイテムで公式ショップなのに、「商品を注文したら連絡が取れなくなった」という口コミが大量にあったら注文するのをためらってしまいますよね？

こんなことは楽天市場などではショップが継続できなくなってしまい、あり得ないはずです。

でも、こんなのがたくさん書いてあったら信じてしまいますね。

嘘の口コミの特徴を知ってホンモノを見分けよう！

嘘の口コミには以上のような特徴をもっている口コミが多いです。

嘘やサクラの口コミの気になることは？

嘘やサクラの口コミについてどのようなことを気にしている人が多いのでしょうか？

以上のようなことを調べている人が多いようです。

口コミのアルバイトは罪になるの？

よくクラウドワークを依頼したり受けたりするサイトで口コミを書いたら１件いくらというものもあります。

でも、明らかに偏った評価やレビューを書いてくれというものは見かけません。

そのような製品があったらイメージが下がりますのでメーカーは結果的に損をすることになります。そんなリスクをおかしてまで多くの人から見れる場所で口コミを依頼することは珍しいといえます。

ただ、口コミサイトに口コミ件数を増やすために自由に思ったことを書いてくださいという依頼はよくみかけます。これは違法ではなく罪に問われたこともありません。

今のところは口コミのアルバイトをしても罪にはならないといえそうです。

どういう依頼でも、「悪く書いてほしい」、「良く書いてほしい」、「★５にしてほしい」という依頼は不誠実な行為になるのであまり手伝わない方がいいと思います。

口コミサイトの信ぴょう性？

口コミサイトは大手から個人ブログまであります。無数にありますが頭に思い浮かぶ口コミサイトは２～３個くらいでしょう。

そのサイトの口コミが「やらせ？」ということを気にして調べている人がいます。

おそらく、依頼されて書かれた口コミが無いものはないと思います。

誰でも自由に書き込めるので必ず依頼されて書いた口コミが入っていると考えるのが自然です。

また、依頼されて書いた口コミがやらせやサクラだと言われるものであったとしても、「親切に使い方や特徴を解説しているもの」だった場合はありがたいものです。

依頼主にメリットがあればこういった親切な口コミを依頼してもいいと思います。

ランキングは自由に決められてしまうものでこちらの方が影響が大きいと思います。

そのランキングに信憑性があるかということを気にする人の方が多いと思います。

正直、書いてある口コミが依頼されて書いた「サクラ」や「やらせ」の口コミでそれが嘘であるかどうかなど気にならないはずです。

「いい感じ」がするかどうかだけでしょう。

そう考えると、もはや口コミも広告の１つといっていいのかもしれません。

また、法律では口コミサイトに個人が自由に書いた口コミであっても、医薬部外品で定められた効果以外の効果を感想として実現できることを書いてはいけないと決まっています。これを破ると相応の罪が待っていることもあります。

つまり、自由に書いていい口コミサイトの個人の投稿でも、口コミサイトが記載内容を管理してチェックする必要があるといっているのです。

口コミを書いた人が悪くても口コミサイトがその商品をPRしている場合はこのように厳しく規制される場合があります。

そう考えると、やっぱり「口コミ」というのは「やらせ」や「サクラ」かを見分けるのではなく、「事実と異なる嘘」が書いてないかをチェックすることが大事なようです。

ちょっとぐらいの「サクラ」や「やらせ」はいいんじゃない？

緩い考え方では「多少の嘘はいい」という風潮がありました。

「キレイね」、「若くなったみたい」と言われると嘘でも嬉しいと思います。

また、化粧は素顔の自分とは異なる見た目にしてしまうものです。

それのレビューが役所の文章のようにガチガチにおかたい文章だったらどうです？

ちょっとくらいの嘘、いいことを言う嘘はいいような気もします。

バラエティー番組のオーバーリアクションな笑い声とか、ショッピングTVの「え、嘘でしょ！？こんなにきれいになるの？？」というタレントの声などは、サクラですがあったほうが見ている人も気持ちよく、いいものです。

ただ、「ありもしない効果があったかのように書いた口コミ」や「大量の悪い印象を与える口コミ」が自然ではなく、「嘘」で書かれた口コミではないかと見抜くことは必要です。

その製品の詳しい知識があれば、誰でもすぐに「嘘」だと分かるのですが、よくわからないから口コミを見ているはずなのにそれが嘘なんて悲しいものです。