薬用スキンケアコスメの効果・効能について
「薬用」と書いてあるスキンケアコスメは効果が認められ承認された医薬部外品となっています。
それぞれどのような効果があるのでしょうか?
といっても、実は該当する効果は数種類しかありません。しかもスマホでも見ても1行くらいの長さの効果の説明となっています。
次の章で薬用化粧品の効果の一覧を記載しています。
薬用化粧品(医薬部外品)の効果にはきびしい規則があります。
たとえば、化粧水・クリーム・乳液・化粧用油、パックには以下のような効果しか認められていません。(記載時点の情報です。)
- 肌あれ
- あれ性
- あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ
- 油性肌
- カミソリまけを防ぐ
- 日やけによるシミ・そばかすを防ぐ
- 日やけ・雪やけ後のほてり
- 肌をひきしめる
- 肌を清浄にする
- 肌を整える
- 皮膚をすこやかに保つ
- 皮膚にうるおいを与える
- 皮膚を保護する
- 皮膚の乾燥を防ぐ
日やけ止め剤においては以下の効果だけしか認められていません。(記載時点の情報です。)
- 日やけ・雪やけによる肌あれを防ぐ
- 日やけ・雪やけを防ぐ
- 日やけによるシミ・そばかすを防ぐ
- 皮膚を保護する
日本では厚生労働省の化粧品・医薬部外品等ホームページ(厚生労働省HPより)にあるようにたくさんのことをとても細かく議論してきびしく定めています。
これらの決まりを守りながら分かりやすく伝えるために様々な「ことばの表現」で表記されていますが、基本的にここに書いてあるだけの効果になります。
これ以上のことを期待しても認められている効果ではないのでがっかりすることもあるかもしれません。
事前に見ておくといいかもしれません。
基本的には好きなものを選ぶのが一番だと思います。
高いものを買うときは「薬用」と書いてあるものを選ぶことをおすすめします。
製品によって成分が違うから効果は異なる!
認められた効果が同じでも成分や配合は製品によって異なります。もしも、簡単な分類だけで同じ効果のものが全部同じだったら選ぶ必要がありません。
しかし、スキンケアコスメには上記のような効果を持つとされた有効成分のみが配合されているわけではありません。
多くの成分が含まれて一緒になって効果を発揮します。
その組み合わせは無限に近いと思います。それが製品によって使用感が異なる理由です。
スキンケアの効果で関心のあることは?
- どのくらい
- 化粧水だけ
- 効果ない
- 毛穴
- 美容液
- 効果実感
- 期間
- いつから
- ブログ
- 美白
- パック
- 効果的な使い方
- 拭き取り化粧水
- オイル
- マスク
- ニキビ
- 美白美容液
- トライアル
- 洗顔
- シミ
- ニキビ跡
- 口コミ
- 画像
- 効果あるのか
- 効果出るまで
- cc
- スキンケア
- 写真
- ローション
- ライン使い
- 類似
- クリーム
- クレーター
- フルライン
- 日焼け止め
- 肌荒れ
- 拭き取り
- ほうれい線
- エッセンス
- 美容乳液
- ビフォーアフター
- シミ
- パック
- 毛穴
- 化粧品
巷ではスキンケア用品の効果に関してこのようなことを気にしている方が多いようです。
気にしても薬用であれば効果は決まっていますのであまり気にしなくてもいいのかもしれません。
また、期間がどれくらいで効果が出るか?というギモンを持っている方が多いようですが、薬用のスキンケアコスメの承認された効果ではそれほど時間がかかるものはなさそうです。
ただ、「シミやそばかすを防ぐ」というものは長期間で見てみないと分からないものです。
毎年シミが増えていくのに「今年はあまり増えなかった!」ということであれば効果があったといえるでしょう。
肌荒れや肌を整えるなどの「荒れ」のようなものはすぐに効果がわかると思います。
「荒れ」に効果があるものがそんなに長期間使用しないと分からないほどの効果では困ります。
また、「日やけによるシミ・そばかすを防ぐ」は(*1)などを付けて「美白効果」として表記されるのが一般的です。
ビフォーアフター画像の使用も制限される?
法律によって決められています。
ここまではいいですがこれは駄目というようにとても細かく決められています。
あまりにも細かすぎて嫌になってしまうくらいですが、ビフォーアフターの写真画像はどこか不安になってしまうものがあります。
また、広告として扱われるページには掲載できないが他のページではいいというものもあります。
化粧品はビフォーとアフターがあるのは美白とシワくらいだと思いますが、効果が認められた薬用のものに関してはいいこともあるかもしれませんが、 薬用として承認されていない効果を暗示させるようなものは画像でも言葉でも駄目だということになっているはずです。
ネットの無料ブログでは何も考えないで紹介している方がほとんどだと思います。
以前、ダイエットサプリで痩せる前の写真と痩せた後の写真を載せるのがNGということがありました。そのような効果を暗示させても医薬品として認められていないので効果があると表示してはいけないということになり、重大な問題としてペナルティーを受けてしまうこともあります。
でも、スキンケアでは一般個人が撮影した写真でビフォーアフターで差が分かるようなものは無いと思います。
あったら加工しているような気がします。
ほうれい線は何かと話題になっています。
エイジングケアでよく話題になる「ほうれい線」は何かと問題になりやすいようです。
実際に消えるかのような広告をよく目にしますが塗るだけで消えるというのがおかしい感じもします。
頬の大きな肉が垂れているのが原因なのですから、筋肉を引き上げる事以外に方法はないと思います。
でもいつも垂れていると皮膚に傷のようにシワが刻まれてしまうということがあります。もし、1本のシワだけを消せたとしても頬が垂れていたらまたすぐにシワが刻まれてしまいます。
目尻のシワなどは乾燥による小じわと表現されることがあり、保湿ケアをするだけで見た目が綺麗になります。
そのようなな軽い部分には良さそうですが、ほうれい線は強敵です。
そこで、美顔器が登場して大人気となっています。
ライン使いの方がいいの?
一応決まりでは1つの製品に対して、効果を認められるかということで薬用(医薬部外品)かどうかという判定を行っているようですので、おそらく、2種類、3種類のスキンケア製品を使ったときに現れる効果は考慮されていないと思います。
でも実際はラインで使うことが想定されていますので成分の量も1つだけ使うのに比べると塗りましされて増えます。
承認された効果は、「効果がある」というだけで「どれくらい効くか?」ということは表記していません。
成分が多くなれば効きそうですから、ラインで使ったときにもっともいいということが考えられますが、1つの製品が飛び抜けて良いもので他のものは補完的なコスメになっていることもあるでしょう。
そうなると、1つだけで使ってもいいような気もします。しかし、これはわからないです。
人気を見ると1つの製品が人気になっているのでラインではなく1つだけを買う人が多いのだと思います。
ローションタイプの化粧水だけ使えばいい?
ローションタイプの美容液の役目も果たす化粧水が人気になっています。
そのあとにさらに美容液を追加すればよりいい感じになるかもしれませんが、時間と費用の節約のために1つだけにするという方法もあります。
美容乳液と化粧水でどちらか1つを選ぶようにと言われたら化粧水を選ぶ方が多いと思います。
洗顔をして皮脂が落ちている状態で最初に皮膚にふれるのが化粧水ですからおそらく化粧水をいいもの1つにしたほうがいいような気がしてしまいます。
ということもあって化粧水を探している人が一番多いようです。
肌荒れに効くものはすぐに分かるのでいい!
ニキビではなく肌荒れがあるところに「肌荒れ」に効くという薬用化粧品を使うと分かりやすいと思います。
効果の強さは製品によって異なりますが、変化にはすぐに気がつくと思います。それはもう1日で良くなったか悪化したかわかります。
これはとてもわかりやすいと言えます。
悪化しているのに続ければ良くなりますよっていうものは信じてはいけないように思います。
保湿も分かりやすい!
保湿は潤いを与えればいいのでとても簡単に実感できます。
塗った後すぐに潤っていると感じられればいいのでこれは分かりやすいです。
ただし、保湿にはものすごく多くの仕組みがありますのでとても2,3種類の言葉では表現しきれません。
塗っている間だけ潤うものがほとんどですが、肌の保湿力自体を上げるようなものもありますし新しく登場していく流れがあります。
毛穴ケアも分かりやすい!
毛穴は鼻の角栓パックが流行ったように取れればとてもインパクトがあります。
鼻ではなく顔全体の毛穴に対してケアするオイルのようなもので毛穴の中の汚れを溶かし出すものもありますし、表面をひきはがすようなものがあります。
意味があるものと無いものはわかります。
いつまで経っても毛穴が目立たなくなりません。という口コミがありますがそもそも、上にあるように効果として定義されていませんので効くとか効かないとか判断すること自体がおかしいというものなのかもしれません。
毛穴が目立たなくなるというのは、「なんとなく」、とか、「雰囲気」で実感するようなものなのかもしれません。
ニキビは防げるけど跡を消すことはできない?
とても困ったことに激しいニキビができるとその後が残ることがあります。
くぼみになってしまって「クレーター」と呼ばれることもあります。これは皮膚科などで相談した方がいいと思います。
スキンケア化粧品でできるところは「ニキビを防ぐ」ところまでと言えそうです。
清潔に保つ、乾燥させないようにするなど、ニキビ予防に効果的なことも効果として認められている薬用化粧品がありますのでニキビを防ぐスキンケアは良いといえそうです。
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